【持続化補助金】持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>第2回が採択されました
令和3年9月1日、中小企業生産性革命推進事業として実施している「小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>」について、令和3年3月31日に公募開始し、7月12日に第2回受付締切の採択結果の公表が行われました。
本応募枠において、10,205件の応募申込に対し5,361件の採択事業者を決定となりました。採択率は52.53%となります。
小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>第2回採択について
令和3年3月31日に公募開始し、7月12日に第2回受付を締め切りました。申請のあった10,205件について、外部有識者による厳正な審査を行った結果、5,361件の採択事業者を決定しました。
出典元:中小企業庁
この<低感染リスク型ビジネス枠>(以下、低感染リスク型)というのは、新型コロナウイルス感染症感染防止と事業継続を両立させるための対人接触機会の減少に資する前向きな投資を行い、ポストコロナを踏まえた新たなビジネスやサービス、⽣産プロセスの導⼊等の取組、及びその取組に資する感染防⽌対策への経費の一部を補助するといった目的の補助金となります。
<一般型>との補助金額や補助率などの主な違いにつきましては、第1回採択結果の記事をご覧ください。
応募申請は発表の通り10,205件、採択件数について5,361件であり、採択率は52.53%となりました。第1回締切の申請件数、採択件数、採択率との比較は以下の通りとなります。
申請件数 | 採択件数 | 採択率 | |
第2回低感染リスク型 | 10,205 | 5,361 | 52.53% |
第1回低感染リスク型 | 7,827 | 3,512 | 44.87% |
申請件数につきましては、第1回より2,378件の増加となり1万件を超え、採択件数も1,829件の増加となり採択率も50%を超える結果となりました。<低感染リスク型>は<一般型>との第1回締切の採択率比較(下記表参照)を見ると、この<低感染リスク型>では当初より非常に高いハードルを感じられました。現在第5回締切分まで公開している<一般型>では応募回が増えるにつれ採択率50%前後といった状況にあり採択への難しさを感じ取れますので、本類型において今後どのような推移を見せるか注目です。
<低感染リスク型ビジネス枠>については、今後も公募が行われます。第3回締切は9月8日(水)17時です。
申請件数の増加をみせた本類型ですが、7月1日には【丸わかり!持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>の手引き】が公開されています(本記事作成時では最終更新7月12日)。こちらの手引き公開が第2回の締切間近でありますから第2回締切分への影響は判断しづらいところですが、現在ではPR用チラシも作成されており今後は情報拡散が進み事業者様の理解を深める機会も増えるため、<一般型>と比較して本類型の<低感染リスク型ビジネス枠>での申請を考える事業者様も現れていくと思います。
申請については電子申請となります。締切時間間近では混み合うことも多いため早めの申請を心掛けるようお願い致します。